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【独学合格!】日商簿記2級の勉強法・勉強時間やおすすめ参考書紹介

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知識ゼロから勉強を開始しなんとか簿記3級に合格。その後2級にも独学でチャレンジし無事一発合格することができました!

 

3級より難易度があがりますし、勉強時間を確保するのはなかなか大変。

でも、着実に勉強を重ねて対策をすれば独学でも十分合格できます。

これから受験を検討されている方は、是非ご覧ください♪

▼日商簿記3級の勉強方法をまとめた記事はこちら▼

ushiko.hatenadiary.com

簿記2級の基本情報と試験内容

簿記2級、世間一般ではどのような位置付けの検定なのでしょうか?

日商簿記検定の主催元である商工会議所ホームページにはこのように書かれています。

 

経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つ。企業の財務担当者に必須。高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。高校(商業高校)において修得を期待するレベル。 参考:商工会議所の検定試験

 

経営・経理関係の業務を行う上では持っていて損はない資格のようですね。

 

さて、日商簿記2級の試験では「商業簿記」「工業簿記」の大きく2分野が出題されます。

 

「商業簿記」

商業簿記は3級の試験範囲でもありました。

3級との違いは、その対象が「個人商店」から「株式会社」の簿記になる、という点です。

そのため、3級の試験ではみられなかった株式の発行社債の発行などの株式会社特有の会計処理試験範囲となり、より複雑な処理が求められます。

 

「工業簿記」

工業簿記とは製造業を対象にした簿記です。

製造業を営む会社では大きく材料の「仕入れ」「加工」商品の「販売」というプロセスを経ます。

この製造の過程でかかる費用を計算する「原価計算」という概念が必要になります。

少し複雑なこの原価計算、商業簿記とは考え方が全く異なるので、0から勉強をしなければなりません。

 

なお、

・試験時間は3級と同じ120分

・合格ラインは正答率70%

とされています。 

簿記2級合格に必要な勉強時間

私は3級の試験に合格したおよそ半年後に2級を受験しました。

私が受けた都道府県では、3か月ごとに試験日が設けられていましたが、余裕をもって勉強できるようにしました。ちょうどよい勉強期間だったと思います。

ですが、これは3級の商業簿記の知識を忘れていない前提です。

 

2級で学ぶ商業簿記の範囲は、すべて3級の知識ありき

もし「3級の範囲を忘れているかも…」という場合はその分の勉強時間も考慮したほうがいいです。2級を受けるタイミングを迷っている方は、3級の内容を忘れないうちに2級の試験を受けることを強くおすすめします。

「商業簿記」「工業簿記」どちらから勉強するべきか

「商業簿記」「工業簿記」どちらも大切なので片方を捨てるわけにはいきません。

一体どちらから勉強すべきか迷ってしまう方もいるかと思います。

私個人としては、商業簿記から学習することをおすすめします。

3級で学んだ商業簿記の知識が少しでもあるうちに2級の知識を身に着けるほうが定着が早く、理解しやすいからです。

 

工業簿記は、商業簿記と全体像が大きく違います。

そのため、工業簿記の学習に入る前にまずは商業簿記の2級の範囲を一通り勉強しておきたいところです。

 

また、工業簿記は商業簿記よりは問題のパターンが少ないので、比較的短期間の学習で効果が出やすいです。

日商簿記2級独学受験におすすめの参考書・テキスト

私が日商簿記2級の試験当日までに使った教材は大きく4冊です。

  • 商業簿記/工業簿記対策用テキスト 各1冊
  • 過去問題集 1冊
  • 予想問題集 1冊

まずは簿記対策用のテキストでしっかりと基本を理解し、その上で問題集で数をこなしていく、という流れをおすすめします。

実際に私が使った参考書を紹介していきます。

スッキリわかる日商簿記2級(商業簿記・工業簿記)

 

独学で勉強するなら、テキスト選びで合否が決まると言っても過言ではありません。

私の一押しは滝沢ななみ先生の「スッキリわかる」シリーズ。

日商簿記2級のみならず、1級と3級のテキストも出版されています。

 

 

これらの参考書のいいところは、文字だけでなくボックス図等を使った説明が多いこと。

特に工業簿記の原価計算においては、文字のみでの理解は難しいので自分で図を描きながらイメージをとらえていく訓練が必要です。

 

私は参考書をこう使った

まず、「商業簿記」の参考書を一通り読みました。

説明→例題、という流れで一つの単元が締めくくられるので一歩一歩着実に理解しながら進めることができます。

一通りの内容を捉えながら一読したら、2~3周繰り返して例題を解くことで知識を定着させます。

商業簿記の知識が「だいぶ定着したな」と思ってから、工業簿記のテキストを同じように2~3回繰り返し読み返し、例題を解く、という流れで勉強をしました。

大切なのは

1. 「読んでわかった気にならず必ず問題を繰り返し解くこと」

2. 「図を描いて整理しながら理解すること(特に工業簿記!)」

です。

1点目は商業簿記・工業簿記共通。2に関しては、特に工業簿記で意識してほしいです。

仕入れた材料が実際に商品になるまでのフローの中でさまざまな要素が計算に入りこんできます。頭だけで整理するよりも図を描いたほうが間違いがないので、ぜひ図を描きながら勉強してみてください。(参考書にたくさん図が載っています)

合格するための過去問題集 日商簿記2級

参考書は項目ごとに例題が挙げられていますが、試験問題においては、さまざまな項目が混ざって出題されます。

問題文からパターンを分析し「このときには〇〇の考え方だ!」と反射的に判断できるようになるためには、とにかく問題を沢山解く他ありません。

1度でなく何度も繰り返し解いていきましょう

過去問題集はいろいろなものがありますが、私のおすすめはTACが出している過去問題集です。

12回分の過去問が収録されているので、過去の出題傾向を把握できます。

解説が非常に丁寧でわかりやすいので独学での学習者におすすめです。

 

あてる!TAC直前予想

毎回、TACから簿記2級の試験の予想問題集が出されます。

過去問題にはないパターンの問題や難易度の高い問題も掲載されているので、試験前に繰り返し解きましょう!

 

試験日まで1か月を切ったら、時間を計りながら解くことをおすすめします。

時間内に見直しまで終えることを想定して、それぞれの設問にどの程度時間をさけるか自分の中で目安を決めておくと当日落ち着いて試験に臨めますよ。

おわりに

今回は日商簿記2級の試験対策についてシェアしました。

簿記2級は3級と比べて試験範囲も広く大変。ですが、独学でもコツコツ勉強を積み重ねて対策すれば合格することは可能です!

興味のある方はぜひ挑戦してみてください♪